雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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建築装飾探訪

建物を飾る、ということは法隆寺金堂の壁画(これはあくまでも「仏のための装飾」) からみることができるのですが、彫刻で建物を飾るようになった具体的な時期はわかりません。
鎌倉時代以降に現れる木鼻も最初は抽象的な彫刻しかされていませんし、蟇股も目立った装飾が 施されていたわけではありません。
それがだんだんと彫刻が施され、安土・桃山時代に一つの頂点を成します。その集大成が 日光東照宮(江戸時代初期ですが安土・桃山の残照と見てもいいでしょう)です。
その後、彩色で勝負するものもあれば、素木(彫刻自身)で勝負するものも出てくるのですが、 その変遷をたどっていければと思います。
なお、管理人が実際探訪したもののみ今は紹介しています。

○凡例
構成は年代順です。建物によっては改修・改造が施されているものなどが多々ありますが、 建立年代(もしくは移築年代)を示しました。
取り上げるものは今のところ和風建築のみです。また、管理人自身が金沢市在住のため、 勢いその周辺の建築が多くなりますこと、ご容赦ください。

建築装飾年表

年代 建物名 場所
16世紀末 豊国神社唐門 京都市東山区
1597 勝鬘院多宝塔 大阪市天王寺区
1607 北野天満宮三光門透塀社殿 京都市上京区
1610 高岡御車山 富山県高岡市
1612 金王八幡宮拝殿 東京都渋谷区
1618 妙成寺五重塔 石川県羽咋市
1623 御香宮神社表門 京都市伏見区
1625 御香宮神社拝殿 京都市伏見区
1626以前 二条城唐門 京都市中京区
16C末〜17C初 西本願寺唐門 京都市下京区
1639 知恩院御影堂 京都市東山区
1642 那谷寺本殿三重塔護摩堂 石川県小松市
1643 金沢東照宮(尾崎神社)社殿 石川県金沢市
1643 長田菅原神社社殿 石川県金沢市
1650以降 新湊曳山 富山県射水市
1716以降 高山祭(春) 岐阜県高山市
1719以降 城端曳山 富山県南砺市
1739 西教寺本堂 滋賀県大津市
1741以降 八尾曳山 富山県富山市
1752以降 石動曳山 富山県小矢部
1759以前 尾山神社東神門 石川県金沢市
1783以降 西養寺聖天堂 石川県金沢市
1795 勝興寺本堂 富山県高岡市
1820以降 伏木曳山 富山県高岡市
1829 氷見祇園祭 富山県氷見市
1840 瀧尾神社拝殿 京都市東山区
1841 桃山天満宮 京都市伏見区
1841以降 海老江曳山 富山県射水市
1844 温泉寺本堂 石川県加賀市
1851 西養寺鐘楼 石川県金沢市
1862 石動愛宕神社拝殿 富山県小矢部市
江戸末期 小坂神社 石川県金沢市
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