雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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福野曳山

福野曳山

○データ
・開催日:5月3日(曳山巡行)
・場所:富山県南砺市福野地区
・年代:文政3(1820)年頃といわれる
・台数:4基(左より浦町・辰巳町新町上町・七津屋横町
・南砺市有形民俗文化財
・参考:福野の曳山パンフレット

福野曳山はそれよりも前夜祭に当たる「夜高」のほうが有名で、また最近復興してきたことから、 まだメジャーとはいえませんが、富山曳山の中でも珍しいものを見ることができます。
福野曳山の詳細は不明ですが、江戸時代後期、19世紀初めにはあったようです。
ところが昭和14(1939)年以降曳山巡行は中止。昭和48(1973)年に上町・七津屋、横町 の曳山が復興したものの、暫くは二基のみの巡行でした。平成17(2005)年には 残る二基の曳山も復興。ここに約70年ぶりに四基の曳山が揃ったのです。
曳山の姿は高岡御車山と同じですが、一基だけ 船の形をした曳山があり、富山曳山では唯一のモノです。また、恐らく明治・大正期に施されたと 思われる井波彫刻などは見ごたえ十分。そして本座(人形)に橋弁慶、スサノヲを用いているのも 富山曳山ではここだけ。
これからが期待される曳山です。

ここ、福野地区の場合は曳山の「山」は「車山」(車偏に山)と書きます。

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