雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

ホーム>建築装飾探訪>勝興寺

勝興寺本堂

勝興寺

○データ
・場所:富山県高岡市伏木 勝興寺本堂
・年代:寛政7(1795)年、但し装飾彫刻のほとんどは明治末期
・装飾箇所:手挟 木鼻 蟇股 妻飾り
・重要文化財

勝興寺は浄土真宗本願寺派の寺院で、その歴史は土山御坊という 蓮如(1415〜1499)が文明3(1471)年に建立した寺院にさかのぼります。
永正14(1517)年には寺号として佐渡にあった順徳天皇 (1197〜1242)の勅願寺「殊勝誓願興行寺」を相続、勝興寺と名乗りました。
江戸時代には加賀前田家との関係が強くなり、11代藩主治脩(はるなが)は ここで住職を務めていたほど。この治脩の支援を受けて建立されたのがこの本堂です。
さて装飾彫刻ですが、上記に挙げた部位に余すとこなく彫刻が施してあります。 しかし、寛政年間の彫刻は一部で、そのほとんどは明治末期に作られたものです。
彫刻の種類として、獏や孔雀、鳳凰、象など知られたものが多いのですが、 青ダク解豸などほかでは あまり見かけることのない霊獣が使われているところは注目です。

Copy Right©YUHO-KAKU All Rights Reserved.