雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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旧寛永寺五重塔

寛永寺五重塔

○データ
・場所:東京都台東区 旧寛永寺五重塔
・年代:寛永16(1639)年
・佐倉城主土井利勝による寄進
・装飾箇所:蟇股の十二支
・国指定重要文化財
・なお、現在は東京都の所有、装飾彫刻を見たい場合は 上野動物園に入場する必要あり。

寛永寺はかつて上野公園一帯に伽藍を構えた関東天台宗の一大拠点でした。 山号「東叡山」は東の比叡山の意で、江戸時代は絶大な力を誇っていました。
残念ながらこの一帯は幕末、彰義隊の戦によって焼失、伽藍の一部が今に 留めています。
その一部として残っているのが五重塔。もともとは寛永寺の所管でしたが、 今は東京都の所有。上野動物園の一角にあり、間近で見るには上野動物園に入場する 必要があります。
さて、装飾彫刻は十二支です。

五重塔

十二支は方向を表わしており、ぐるっと一回りする姿。 南のが正面で、 そこから時計回りにと一周します。
動物にはそれぞれ植物が組み合わされており、それもみどころ。彩色も残っています。
動物園で動物を見つつ、このような装飾彫刻を見るのもいかがでしょうか。

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