雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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伊賀八幡宮随神門(楼門)

伊賀八幡宮楼門

○データ
・場所:愛知県岡崎市 伊賀八幡宮随神門(楼門)
・年代:寛永13(1636)年
・重要文化財

○装飾配当表

正面
栗鼠 栗鼠
後面 獅子
鹿 鹿

伊賀八幡宮は文明2(1470)年、松平親忠によって創建されました。
現在の姿になったのは江戸時代初期、本殿はいちはやく 慶長16(1611)年に、拝殿や随神門は寛永13(1636)年 に続けて造営、徳川家ゆかりの神社として尊崇を集めました。
さて、本殿などにも彫刻がありますが、私が参った時は境内立ち入りが 制限されていたため、随神門のみの紹介です。
随神門には10か所の蟇股があり、それぞれ動物が彫られています(装飾配当表の通り)。 いずれも蟇股の内側に彫刻が留まる姿をしており、古式を継承しています。
しかし、彫刻の内容については何か意味があるのかはわからず、せいぜい栗鼠・鹿が雌雄 一対でいるというくらい。龍と虎も犀が絡んでいるのでちょっと自然ではありません。
何らかの意味があるのか、わからなくなってしまっただけなのか、こればかりはわかりませんが、 愛知県を代表する装飾彫刻のある神社と言っても過言ではないでしょう。

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