雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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上野東照宮

上野東照宮

○データ
・場所:東京都台東区 上野東照宮
・年代:寛永4(1627)年、藤堂高虎による 現社殿は慶安4(1651)年、徳川家光による
・国指定重要文化財
・平成26(2014)年より修復公開

上野東照宮の建築物
唐門・透塀 拝殿・石の間・本殿

上野東照宮は寛永4(1627)年、徳川家康(1543〜1616)の遺命により 初代津藩主藤堂高虎(1556〜1630)が天海(1536?〜1643)と共に建立したのが 始まりです。
現在の建物は慶安4(1651)年、徳川家光(1604〜1651)が 造営替えしたもので、藤堂高虎の建立した建物は破却されました。以来天災や戦災に よって失うことなく今に至った東京では稀有の建物です。
上野東照宮社殿は唐門と透塀、拝殿・石の間・本殿から成り立っています。 装飾彫刻はいずれの建物にもされており、彩色は赤(漆)と金箔がほとんど。通称 「金色殿」とも呼ばれています。

平成26(2014)年から修復後の公開が始まり、通称「金色殿」と呼ばれたように、唐門・拝殿・石の間・本殿 の金箔が貼り直され、彫刻部分の彩色が甦りました(一部推定)。また、透塀の彫刻は一部ですが名称が書かれており、 装飾彫刻を見る上でとても有益な情報となっています。残念ながら拝殿昇殿はできなくなりましたが、それ以上に 上野東照宮は装飾彫刻を探訪するうえで欠かすことができない場所となりました。

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