雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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桃山天満宮

桃山天満宮

○データ
・場所:京都府京都市伏見区 桃山天満宮(御香宮神社境内)
・建立年:天保12(1841)年
・装飾箇所:蟇股(牛) 欄間(鶴) 木鼻(渦模様)など

桃山天満宮は御香宮神社境内の一角にあります。
この桃山天満宮は、もともと御香宮神社の近くにあった蔵光庵という寺院が発祥でして、 とある僧侶が菅原道真の画像をお祀りしたことから始まります(室町時代ごろ)。
江戸時代は寺子屋の子どもたちがお参りするなどしていたのですが、次第に荒れてきたらしく、 天保12(1841)年、この地に新たに造営されました。そのとき使った大工道具がそのまま残っているそうです。
さて装飾ですが、蟇股(といっても形を成しておらず、まさに装飾化してます)に牛の親子 (組み合わせは梅に笹)、 欄間の部分に鶴と松の彫刻がそれぞれ施されています。
また、木鼻に彫刻が施されてもいい感じがしますが、渦模様(比較的古い建築にはこのパターンが多いです) が入っているだけ。
比較的あっさりしており、また画一的なデザインは否めませんが、年代の確実にわかるものとして貴重です。

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