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高山祭(秋)

○データ
・開催日:10月9日(屋台巡行・宵山) 10月10日
・場所:岐阜県高山市街
・年代:享保元(1716)年以降
・台数:11台(神楽台・布袋台
・金鳳台・大八台・
鳩峯車・神馬台
・仙人台・行神台
・
宝珠台
・豊明台
・鳳凰台)
・国指定重要無形民俗文化財(高山祭の屋台行事)
・国指定重要有形民俗文化財(高山祭屋台)
高山祭(秋)は毎年10月9〜10日に岐阜県高山市中心部にて行なわれます。
春には春の高山祭が行われ、秋とはまったく別の屋台が巡行します。
この屋台が生まれたのは享保元(1716)年以降といわれ(春の高山祭と共通)、
もともとは山車、笠鉾、屋台のセットでしたが、いつしか屋台のみとなってしまいました。
また、残った
屋台もからくり人形の搭載、単層型から重層型への変更、装飾の追加などが行なわれ、
今のような姿になったのは文化文政年間(1804〜1829)、成熟したのが天保年間
(1830〜1843)と言われています。
みどころですが、からくり人形、幕、彫刻、飾金具と多岐にわたりますが、実は秋の屋台の方が
装飾彫刻は少なめです。華麗にして優雅な姿を楽しむといいかと思います。
詳しくは高山市観光情報のホームページを御覧ください。
○参考
『高山祭の屋台』 社団法人飛騨高山観光協会 平成12(2000)年
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