雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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尾崎神社拝殿・幣殿・本殿

尾崎神社

○データ
・場所:石川県金沢市 尾崎神社拝殿・幣殿・本殿(非公開)
・年代:寛永20(1643)年 金沢東照宮として金沢城内に建立
 明治11(1878)年 現在地に移転 国重要文化財
・装飾箇所:蟇股・木鼻・手挟・扉、建造物内部
・なお、長田菅原神社は金沢東照宮の護摩堂といわれる
※参考資料:石川県教育委員会『金沢東照宮(尾崎神社)の研究』2006

尾崎神社は、もともと金沢城内にあった神社で、金沢東照宮と言われていました。
江戸時代、東照宮を建てるには幕府の許可が必要で、加賀藩も許可を得、黒衣の宰相 と呼ばれた天海(1536?〜1643)の監督のもと、建立されました。
さて、装飾ですが、本家の日光東照宮に比べれば地味で、地方の東照宮によく 見られる朱塗りを主としています。
彫刻については木鼻の龍、手挟の牡丹、蟇股の菊・桃・鳥類・獅子・兎、扉 の紋など。残念ながら 彫刻の傷み、彩色の劣化は否めません。
また、本殿は装飾の保存状態が非常にいいと調査研究で発表されています。

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