雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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菊(きく)

菊

○撮影場所:東京都台東区 浅草神社拝殿(手挟)
○制作年代:慶安2(1649)年
菊は長寿の象徴として、多様な場面で用いられる。

■概要
キク科キク属の植物。中国原産。
秋を象徴するとともに、重陽の節句になくてはならない植物。
装飾では後鳥羽天皇(1180〜1239)が 御紋として使用以来、桐や牡丹と並んで最高の格式を誇る。
装飾彫刻では頻繁に見かける。

■特徴
・葉が五つに分かれ、とがらない
・花弁は長い楕円形
・組み合わせ:水(菊水)
・類似:紫苑 タンポポ
※関連事項:枕慈童  菊(家紋)
・菊の彫刻:渋谷区金王八幡宮拝殿 大津市園城寺金堂

■意味
生命力の強さから、長寿を意味する。

出典・参考

・高藤晴俊『図説社寺建築の彫刻』
・『日本・中国の文様事典』

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