雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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神武天皇(じんむてんのう)

神武天皇

○撮影場所:石川県金沢市
金石夏祭曳山の御神体
○制作年代:昭和初期か

■特徴
・男性 髯を生やす
・古墳時代の姿(装束)をしていることが多い
・ヤタガラス(足3本の巨大なカラス)がいる ・神武天皇の姿: 新湊曳山長徳寺山
・関連:日本神話

■概要
日本神話『古事記』『日本書紀』 にある初代天皇。但し、実在性は乏しい。 『古事記』では中巻から登場し、カミの世から人の世 への変わりどころとして重要な位置を占めている。 九州の地から大和の地へと遠征していく「神武東征」 の場面が有名。
装飾、もしくは神像として作られる例も稀で、明治時代以降 にならなければ出てこないものではないかと思われる。
一般的に、日本の神話が装飾として多く使われるのは、 明治時代以降(神武天皇陵も、幕末になって定められたもの)。

出典

『古事記』中巻(倉野憲司 校注『古事記』岩波文庫 1963年)
ここにまた高木大神の命もちて覚し白しけらく、「天つ神の御子をこれより奥つ方にな 入り幸でまさしめそ。荒ぶる神甚多なり。今、天より八咫烏を遣はさむ。故、その八咫烏引道きてむ。 その立たむ後より幸行でますべし。」とまをしたまひき。

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