雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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錦鶏(きんけい)

錦鶏

○撮影場所:栃木県日光市 日光東照宮西回廊(大羽目)
○制作年代:寛永13(1636)年
組み合わせは梅。錦鶏の親子の姿。

■概要
鳥綱キジ目キジ科。中国の山間部原産で、日本には江戸時代に渡来。
キジ科なので雉と似ているが、その華麗な姿はこちらが上で、時に 鳳凰と間違えられたという。

■特徴
◎雉と間違えやすいが、放射状に開く尾羽、冠羽で見分けがつくか。
・冠羽(頭のとさかのようなもの)があり、金色
・尾羽は剣形、放射状に開く
・オスならば華麗な姿をしている
・銀鶏と姿は同じなので、彩色で区別するしかない
・錦鶏の姿:錦鶏百態
・類似:鳳凰    山鵲 連雀  銀鶏

■来歴
京都御所には「錦鶏の間」という部屋がある。
中国清朝では文官二品の印とされた。

出典・参考

・高藤晴俊『図説社寺建築の彫刻』
・『中国五福吉祥図典 禄』

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