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七宝（しっぽう）
○撮影場所：富山県高岡市 伏木曳山本町山
○制作年代：天保１２（１８４１）年
七宝は文様（幾何学文様）としてよく使われるので見る機会が多い。
■概要
その言葉の通り、七つの宝を表わす。仏教で「金・銀・瑠璃・玻璃・珊瑚
・瑪瑙・シャコ」の七つの宝物のことを言うが、装飾の世界では写真のように、
同じ大きさの円を重ねつないでいくものを指す。
ややもすれば無限に増殖していく文様だが、円なので「円満」という意味がある。
宝尽くしにも用いられます。
出典・参考
・『日本・中国の文様事典』