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日光東照宮 五重塔

五重塔

○データ
・場所:栃木県日光市 日光東照宮五重塔
・年代:慶安3(1650)年、酒井忠勝による寄進
文化12(1815)年焼失、文政元(1818)年再建
・重要文化財

東照宮五重塔は日光東照宮内でも新しい部類に入ります。初代が落雷により焼失 したためであり、現在は2代目。文政元(1818)年の造営です。最近、東京スカイツリー 建設の際にこの五重塔の構造が参考にされたと言われ、話題になりました。
塔は極彩色で彩られ、初層蟇股には十二支が配されています。正面に虎がくるのは、 徳川家康が寅年であったため、とされています。
彫刻自体は成熟していますが、形が定まったもの であることは否めません。

尚、五重塔拝観は特別公開時の時に限られ、普段は正面蟇股の彫刻を拝するのがやっとです。 特別公開時に一周することができ、十二支を全て確認することが可能です。

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