雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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高尾山薬王院大本堂

高尾山薬王院大本堂

○データ
・場所:東京都八王子市 高尾山薬王院大本堂
・年代:明治34(1901)年 

高尾山薬王院は関東における真言宗智山派三大本山の一つで、奈良時代の僧行基によって 薬師如来を安置したことに始まります。時は下って南北朝時代、 俊源という高尾山中興の祖が 祀った飯縄大権現が多くの信奉を寄せ、戦国時代には 武田・上杉・北条氏から、江戸時代には 多くの庶民から崇敬されました。

さて、この大本堂は明治34(1901)年の建立、20世紀です。
素木造の重厚さは飯縄権現堂に比べて古いと思われますが、その年代差は200年近くです。
そんな中でも彫刻を見ることができます。正面唐破風や木鼻の龍は窮屈さが感じられますが 彫刻の技は円熟しており迫力十分。欄間は仙人尽くしで馬師皇、玉巵など。また管見ではここだけと 思われる子英もいます。

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