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那谷寺三重塔

那谷寺三重塔

○データ
・場所:石川県小松市 那谷寺三重塔
・建立年:寛永19(1642)年
・装飾箇所:一層目の壁・扉
・重要文化財

那谷寺三重塔は1642(寛永19)年、加賀三代藩主前田利常(1594〜1658) によって建立されました。
高さは約11メートル、屋根はヒノキの皮で作られた檜皮葺です。

さて、1層目に装飾彫刻が見られます。4面全てに施されており、 壁には獅子・牡丹、扉には菊水が彫刻されています。
獅子は仏を守る霊獣、それに牡丹となります。菊水はデザイン的なものかと 思いますが、いつまでも保つように(長寿にかけて)と言う意味かも しれません。
惜しむらくは、風化による傷み(これは仕方ないのですが、)と、 落書き。文化財は大事にしていきたいものです。

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