雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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蔵王権現(ざおうごんげん)

蔵王権現

○撮影場所:岐阜県高山市 秋の高山祭行神台
多分蔵王権現が装飾に使われる唯一の例。尊像として祀られている姿と同じ。

■概要
仏教諸尊のうち、日本オリジナルにあたり、修験道の本尊。金剛蔵王権現、または金剛蔵王菩薩ともいうが、 一般的には蔵王権現と呼ばれる。
役小角(634?〜701?)感得という伝承が伝わるが、謎が多い。
少なくとも長保3(1001)年銘「鋳銅刻画蔵王権現像」(東京・西新井大師総持寺蔵) までには図像が確立していたと言えようか。
尊像としては作例はどれだけでもあるが、装飾彫刻では管見でこの1例のみ。

■特徴
憤怒の形相。
右足を蹴り上げ、左足で踏ん張る姿。
左手は刀印、右手は三鈷杵を持つ。

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