雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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張九哥(ちょうきゅうか)

張九哥

○撮影場所:富山県高岡市 伏木曳山祭上町山
○制作年代:文政7(1824)年
右側に飛んでいるように見えるのが羅(布の一種)を切ってできた蝶。
○出典:『有象列仙全伝』

■概要
中国宋の慶暦年代(1041〜1048)にいたといわれる。
どれだけ寒くなっても羅の単衣(ひとえ)だったため、燕王が呼び、 その場で張九哥は羅を切り出して蝶を作り出し、しかも飛んでいった。
燕王は自分の寿命を張九哥に問うと「開宝寺の火災時に亡くなる」と予言、 その通りになったという。

■図像
・橘守国『絵本写宝袋』7巻(享保5【1720】年)
詞書に「すなわち羅(うすもの)を取て重畳で剪て蝶の状(かたち)をなす
剪るに随ひ飛去て天日を遮り蔽ふ」とあり、立ち姿でハサミを持ち、蝶を飛ばす
絵が描かれている。

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