雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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東方朔(とうほうさく)

東方朔

○撮影場所: 滋賀県大津市
大津祭西王母山
○制作年代:明暦年間(1655〜1657)
謡曲「東方朔」に取材したもの。西王母と組み合わされている。

■概要
実在の人物としては紀元前154〜紀元前92。中国前漢武帝時代の政治家。
さまざまな伝説に彩られた人物で、西王母が持つ三千年に一度なる桃を盗んで 人間界に降下させられたという話が有名。

謡曲では「東方朔」に登場し、武帝に西王母が現れることを告げ、一端姿を消す。
その後、東方朔は西王母と共に現れ、桃を武帝に献じ、舞を舞って帰っていく。

出典・参考

・謡曲「東方朔」(野上豊一郎『解註謡曲全集1』)
抑も是は、仙境に入つて年を経る。東方朔とは我事なり。ここに崑崙山の仙人 西王母といへる者、三千年に一たび花咲き実なる桃を持つ。かの桃実を度度食せしその故に、 齢すでに九千歳に及べり。その桃実を君に捧げ申さんとの契約あり。いかにやいかに西王母、 とくとく参内申すべし。

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