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鄭思遠(ていしおん)

鄭思遠

○撮影場所:栃木県日光市 日光東照宮陽明門
○制作年代:寛永13(1636)年
虎を連れた仙人に董奉がいるが、区別が付かない。
『有象列仙全伝』には虎に乗り、子虎に仙薬を担がせた図像が出ている。

■概要
中国の仙人。
ある日、夫婦の虎が二匹の子虎を儲けたが、母虎は射殺され、父虎はこれに 驚き逃げ、子虎だけが残った。鄭思遠はこれを不憫に思い、子虎を飼うことに した。これを見ていた父虎は鄭思遠のところに現われ、立ち去ることはなかった。
鄭思遠は移動時に、父虎に乗り、子虎には仙薬や衣服を担がせた、という。

■図像
・『有象列仙全伝』(慶安3【1650】年刊)
・林守篤『画筌』(正徳2【1712】年自序、享保6【1721】年刊)

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