雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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寒山拾得(かんざんじっとく)

寒山拾得

○撮影場所:長野県飯田市 正永寺本堂
○制作年代:大正2(1913)年
寒山拾得は絵画で良く見かけるが、彫刻では根付で見かけるくらいか。
装飾彫刻では管見でこの1件と日光東照宮の四睡のみ。

■概要
寒山・拾得とも中国唐の時代の人物と言われているが、生没年未詳。
天台山国清寺に出入りし、非僧非俗、風狂とされていたが、 豊干禅師を師とし、仏法に通じていたという。
寒山拾得は彫刻よりも絵画で見かける方が多く、いずれも寒山が 巻物、拾得が箒を持ち、微笑みを浮かべた有髪の姿である。

■特徴
・寒山・拾得のセット(単独はない)。
・寒山は巻物を、拾得は箒を持つ。
・二人とも有髪、微笑みを浮かべる。
・組み合わせ:豊干禅師
・関連:四睡

■図像
・林守篤『画筌』(正徳2【1712】年自序、享保6【1721】年刊)

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