雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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カク大通(カクだいつう)

カク大通

○撮影場所:富山県高岡市 伏木曳山祭中町山(背面衣桁)
○制作年代:文政3(1820)年
真ん中に坐る老人がカク大通。頭は冠などではなく、小石を積まれている姿。

■物語
カク(赤におおざと)大通は中国南宋時代の人といわれる。
ある日、趙州の橋で何も語らず座りだした。その時、子どもたちが 戯れで小石を頭頂に積み、塔のようにしだした。子どもたちは「壊すな、頭を傾けるな」 と言い、大通はその通りにした。
河川が荒れようとも動かざること6年、大通は仙人になって昇天したという。

■図像
・『有象列仙全伝』(慶安3【1650】年刊)
・林守篤『画筌』(正徳2【1712】年自序、享保6【1721】年刊)

出典・参考

・正和勝之助『伏木曳山祭再見』

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