雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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毘沙門天(びしゃもんてん)

毘沙門天

○撮影場所:富山県小矢部市
石動曳山祭下新田町山(祭神)
仏尊として寺院に祀られる例はいくらでもあるが、曳山の御神体、 まして装飾となると七福神のうちの一体というパターンが多い。

■特徴
・男性 甲冑をまとう
・片手に宝塔(仏舎利を収める)を持つ
・片手に棒か戟(げき)を持つ
・邪鬼を踏む場合が多い
・仏像では兜跋毘沙門天(とばつびしゃもんてん)という特殊な姿もある

■概要
もともとインドのヴァイシュラヴァナという神で、漢字で音を当て、毘沙門天となる。
仏教の世界で四天王のうち、北方を守る神とされ、また四天王の中では 唯一、単体で祀られる(四天王では多聞天、単体では毘沙門天と呼び方に区別がある)。
日本では福徳や武威をもたらす神とされ、上杉謙信は特に尊崇していた ことで(旗に毘の字を用いるなど)有名。

出典・参考

・正徳4(1714)年『絵本故事談』巻之二 七福神(『江戸怪異綺想文学大系』3)
毘沙門天又多聞天といふ。其形左の臂をのべて矛を持て地をさし、右の手は肘を屈て仏塔を フぐ。

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