雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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蝉(せみ)

蝉

○撮影場所:富山県射水市 新湊曳山祭新町山(飾金具)
○制作年代:19世紀
見間違えようがない姿だが、なぜ蝉なのか?意味はあるのだろうか。
ちなみに組み合わせは芭蕉。
・蝉百態:下記へ

■概要
昆虫綱半翅目同翅亜目セミ上科に含まれる昆虫の総称。
夏に大声で鳴き、また命の短さから儚さを表す昆虫として有名。

■特徴
実際の蝉がわかれば見間違えない。

■来歴・意味
夏を代表する昆虫であるが、装飾として使う例は、 古代中国の青銅器に見ることができる。日本では東大寺金堂鎮壇具のなかに銀製の 蝉を見ることができるのが最古であろうか。
ただ、日光東照宮や清水寺、知恩院などの扉の落とし金(鍵にあたる部分)には 金属製の蝉がつけられており、何らかの意味(泥棒や侵入者よけか)があるといえよう。

蝉百態

場所 形状・部位 年代 備考
高岡御車山小馬出町 飾金具 1809年
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