雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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蜘蛛(くも)

蜘蛛

○撮影場所:富山県高岡市 高岡御車山祭小馬出町(飾金具)
○制作年代:文化6(1809)年
蜘蛛よりも蜘蛛の巣が見所か?

■概要
節足動物門クモ形綱真正クモ目に属する動物の総称。
その姿から気味悪がられるが、日本では「土蜘蛛」など 特別な力を持つ存在に見られていた。

■特徴
◎8本の脚、丸く大きな胴体、そして蜘蛛の巣で判断可能

■来歴・意味
蜘蛛という名称は『古事記』『日本書紀』に「土蜘蛛」という名で見られ、 天皇に恭順しない土着の民の意味で用いられた。また、妖怪としても知られ、 源頼光伝説に登場する。能の演目でも「土蜘蛛」というのがある。
蜘蛛自体は嫌われる場合と好かれる場合があり、地方によっても違いがある。
装飾では今のところはあまり見かけない。

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