雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

ホーム>装飾の間 装飾意匠図譜>霊獣・動物部>馬

馬(うま)

馬

○撮影場所:東京都八王子市 薬王院飯綱権現堂(欄間)
○制作年代:享保14(1729)年
馬が単独で装飾に使われることはほとんどなく、大体が十二支における組み合わせである。 但し、画題で「百馬図」なるものなどはある。

○特徴
・たてがみ、長い尾を持つ
・蹄(ひづめ)を持つ
・馬に関する装飾:瓢箪から駒  黄石公
・馬百態:下記へ
※参考:「鳥獣戯画」の動物

○メモ
馬は、十二支の7番目に当る動物で、日本では埴輪の馬が飾りの 発祥かと思われます。馬は古代ではステータスシンボルで、馬具は副葬品として 一緒に埋葬されるほどのものでした。
ところが装飾で使われることは少なく、そのほとんどが十二支、 あとは黄石公の乗り物、もしくは「瓢箪から駒」というように、脇役として 扱われることが多いです。

○出典・参考
・『図説社寺建築の装飾』

○馬の姿
場所 形状・部位 年代 備考
京都市瀧尾神社 欄間彫刻 1840年 十二支
小矢部市石動愛宕社 蟇股彫刻 1862年 十二支
新湊曳山祭紺屋町山 飾金具 19世紀 十二支
高岡御車山一番街通 飾金具 江戸後期? 十二支
高岡市勝興寺 蟇股彫刻 明治末期
Copy Right©2003-2008 YUHO-KAKU All Rights Reserved.

装飾の間