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鼠(ねずみ)

鼠

○撮影場所:富山県高岡市 伏木曳山祭本町山
○制作年代:天保12(1841)年
組み合わせは打ち出の小槌。打ち出の小槌 は大黒天の持物である。

○特徴
・尾が長く、耳は短い、小柄
・組み合わせ:小槌 米俵 大根  葡萄 大黒天
・類似:リス
・鼠百態:下記へ
※参考:「鳥獣戯画」の動物

○メモ
鼠は十二支の筆頭である動物です。
鼠が装飾として使われるパターンとしては十二支のひとつとして、それから 大黒(国)天の使いとして、また、単独で用いられるパターンもあります。
このうち大黒天の使いとして用いられるパターンは、大国主命(オオクニヌシノミコト) が鼠によって命を救われたという経緯からです。また、鼠は多産であるので、福の神の 使いとして相応しいことから、ともいえるでしょう。
なお、大黒天=大国天については大黒天のページを御覧下さい。

○出典・参考
・『図説社寺建築の装飾』
・『今昔物語集』巻第4の19「天竺の僧房の天井の鼠、経を聞きて益を得たること」

・『今昔物語集』巻第4の19「天竺の僧房の天井の鼠、経を聞きて益を得たること」
(今野達 校注 岩波新日本古典文学大系32『今昔物語集1』)
白き鼠は命三百歳あり。一百歳より身の色白くなりぬ。その後は、よく一年の内の 吉凶の事を知り、千里の内の善悪の事を悟る。その名をば神鼠という。

○鼠百態

場所 形状・部位 年代 備考
小矢部市石動愛宕社 蟇股彫刻 1862年 十二支
高岡御車山一番街通 飾金具 江戸後期? 十二支
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