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孔雀(くじゃく)
○撮影場所:京都市下京区 西本願寺唐門(唐破風内中央)
○制作年代:寛永年間か
彫刻での孔雀はなかなか見ないが、ここの孔雀は日本の孔雀の彫刻を
代表していると思えるくらい、インパクトがある。
○特徴
・豪華な羽、緑を基調とした姿
・組み合わせ:主に松 菊 牡丹など
・類似:鳳凰
・孔雀百態:下記へ
○来歴
孔雀は日本にいないため、中国からの伝来である。著名であるのは密教の仏尊である
孔雀明王で、名の通り孔雀に乗っている。
装飾としては飾金具で中尊寺金色堂に用いられているのが古い例であろうか。
羽根を広げた姿は豪華であり、二条城二の丸御殿の欄間彫刻などで見かける。
また、羽根の形は鳳凰の尾羽のパーツとして使われることがある。
中国清朝では文官三品の印とされた。
○出典・参考
・『図説社寺建築の彫刻』
・『中国五福吉祥図典 禄』
○孔雀百態
| 場所 | 形状・部位 | 年代 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 京都市北野天満宮 | 欄間彫刻 | 1607年 | |
| 京都市北野天満宮 | 蟇股彫刻 | 1607年 | |
| 京都市北野天満宮 | 蟇股彫刻 | 1607年 | 雌の姿 |
| 高岡御車山通町山 | 後屏彫刻 | 江戸中期 | 漆器 |
| 八尾曳山東町山 | 曳山彫刻 | 江戸後期 |