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カク大通(カクだいつう)
○撮影場所:富山県高岡市 伏木曳山祭中町山(背面衣桁)
○制作年代:文政3(1820)年
真ん中に坐る老人がカク大通。頭は冠などではなく、小石を積まれている姿。
○物語
カク(赤におおざと)大通は中国南宋時代の人といわれる。
ある日、趙州の橋で何も語らず座りだした。その時、子どもたちが
戯れで小石を頭頂に積み、塔のようにしだした。子どもたちは「壊すな、頭を傾けるな」
と言い、大通はその通りにした。
河川が荒れようとも動かざること6年、大通は仙人になって昇天したという。
○出典・参考
・『列仙全伝』八 カク大通(ここで紹介した図像とまったく同じ挿絵が描かれている)
・『伏木曳山祭再見』