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解豸(かいち)
○撮影場所:富山県高岡市 勝興寺本堂(蟇股)
○制作年代:明治末期
解豸の装飾は非常にまれ。ほかにこのような姿を見かけたら、
情報の提供をお願い致します。
○特徴
・角は一角
・牛、もしくは獅子や麒麟のような体つき
・体毛は獅子のようにカール
・脚は獅子や虎に似る(蹄はなく、いわゆる獣の足)
・類似:麒麟 唐獅子
・解豸の可能性がある装飾:金沢市願念寺本堂
○来歴
公平な裁判が行われる時に姿を現すとされ、近代裁判官の装束に
「解豸冠(かいちかん)」と呼ばれるものがある。
ところが、装飾として使われる形跡が少なく、『和漢三才図会』の図を
見る限りでは、麒麟のような顔に獅子の身体を足したような姿になっており、
『頭書増補訓蒙図彙大成』でもそのような表現がされている。
それなりには知られていた様であるが、装飾として使えない理由があったのだろうか。
日光東照宮内にこの姿をした装飾があるといわれるが、見極めが難しい
とのこと。
中国清朝では都御史(検察官)の印として使われた。
○出典・参考
・『図説社寺建築の装飾』
・『絵で知る江戸時代』
・『中国五福吉祥図典 禄』