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田真・田広・田慶(でんしん・でんこう・でんけい)

三兄弟

○撮影場所:富山県氷見市 氷見祇園祭南上町山
○制作年代:明治36(1903)年以降
場面は、三兄弟(どれが誰か特定できないが)が花蘇芳の前で 遺産相続の相談をしているところ。木は枯れている様子がないので、 相続相談している最中であろう。
・その他田真・田広・田慶の姿:新湊曳山祭奈呉町山

○出典
・『今昔物語集』巻第9の27
「震旦の三人兄弟、家を売りしに荊(うばら)の枯るるを見て、値を返して返り住めること」
・『御伽草子』所収「二十四孝」

○物語(中国二十四孝)
田真・田広・田慶(でんしん・でんこう・でんけい)は中国二十四孝に出る三兄弟です。
親が亡くなり、三人は遺産相続をします。そこで庭に生えていた花蘇芳(はなすおう)も その対象になり、夜中まで三人で相談し、切って分けることにしました。
ところが次の日、花咲き乱れていたこの木は枯れていました。 「木にも心があって、切ろうと思ったのを知って枯れたのだ」そう思った三人は 切るのをやめます。すると木はもとどおり花咲き乱れる姿に戻ったと言う話です。

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