雄峯閣 ―書と装飾彫刻のみかた―

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瀧谷寺 山門(福井県 坂井市)

瀧谷寺

○データ
・書:摩尼寶山 ・年代:貞享4(1687)年
・筆者:瑞応泊如老人(智積院七世化主運敞 1614〜1693 74歳の書)
・原本は本堂にあり

○みどころ
尸にエで「尼」の異体字です。「寶」は「宝」の旧字体。
トン、スー、トンの三折法の姿が少しは見えつつも、「摩」の字に みるように、起筆・収筆がやけに丸やかに、禅僧の墨蹟を思わせるような姿が ちらちらと見えます。
「摩」と「尼」の払いが起筆は違いますが、払い方の変化がほとんどないのは それだけ安定していると見るべきか、面白味がないと見るべきか、意見が分かれそうです。

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